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第178期の業績について

 当期における板紙業界におきましては、インターネット通信販売など電子商取引の普及や好景気を受けた活発な荷動きにより、段ボール原紙の需要は堅調でしたが、他方、米中の貿易摩擦の影響を受けて主要な原材料である古紙の海外輸出が不安定になり、国内流通価格に大きく影響いたしました。
 こうした経営環境のもと、当社は経営全般にわたるコスト低減に総力を結集する一方、需要に見合った生産レベルの維持と適正な製品価格の実現に努めました。また、板紙製品の主原料である古紙価格の高騰や、燃料、物流経費等の上昇に対し、板紙製品の価格改定を実施し、その浸透に努めました。
 その結果、板紙事業におきましては、中芯原紙販売数量は微増、紙管原紙販売数量は微減で全体としてはほぼ横ばいでしたが、製品価格改定が浸透したため、売上高は8,766百万円(前期比10.6%増)となりました。また、美粧段ボール事業では、主力の通信機器関連品が好調に推移し、売上高は1,263百万円(前期比10.8%増)となりました。
 以上の結果、当期の売上高は10,030百万円(前期比10.6%増)、営業利益は752百万円(前期は35百万円)、経常利益は804百万円(前期比921.3%増)、当期純利益は533百万円(前期は43百万円)となりました。


今後の見通しと経営方針

 次期の見通しにつきましては、特に板紙事業におきましてはインターネット通信販売の普及等により段ボール原紙の需要は堅調に推移しているものの、原料古紙に関しては輸出との関係で価格の動向は引き続き不透明であり、当社にとりましては楽観できない経営環境になることが予想されます。
 当社といたしましては、現状の需要に見合った生産体制の維持と原料価格に見合った適正な製品価格の確保に加え、更なる経営の効率化を追求し、継続的な収益の確保に努めてまいります。
 株主の皆様には、一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

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